合体漢字

『脳内エステ IQサプリ』という番組をご存知でしょうか?

2004年4月24日から2009年3月14日までレギュラー番組としてフジテレビ系列で放送されていた、パズル・クイズバラエティ番組です。今年に入ってからも一度特別番組として放送されました。
その番組でおなじみの問題となっていたのが、「合体漢字」。ご存じでない方もいらっしゃると思います。いくつかの文字を組み合わせて、熟語を作る、という問題なのですが、手っ取り早く、いくつか問題をみてみましょう。


(1)木+木+木+木+木=?
(2)月+日+日=?
(3)女+日+士+糸+口+氏=?
(4)一+口+日+竹=?
(5)一+人+三+人+庄=?
(6)一+二+八+兄+叶=?

さて、お分かりいただけたでしょうか?
(1)の問題の答えは、「森林」。わかりやすいでしょう?
こういうことです。(2)もすぐにお分かりいただけるでしょう。「明日」です。

この調子で考えていきましょう。さて、次は、(3)の問題。こちらは少し漢字が多くなってきましたね。けれども、出来上がるのは漢字二文字の熟語です。さて、どうなるでしょうか。

まず、「糸」を糸口に考えてみましょう。まず初めに思いつくのは、糸偏として使うこと。糸偏なら右側の旁(つくり)となるのは……「氏」をくっつけたら「紙」かな?
残った文字は、女、日、士、口。うーん、できませんねえ。士と口だと「吉」ができて……ん?
「糸偏」に「吉」で「結」ができるではないか! そうすると残った文字は女、日、氏。じっくりみてみましょう。もうお分かりですかね?

そう、正解は、「結婚」。慣れている人はすぐにわかったかもしれません。

こんなのじゃ物足りない? では、(4)を見てみましょう。『IQサプリ』っぽくなってくるのはここから。そう、文字をそのまま組み合わせてもうまくいかないんです。
そう、合体漢字では、文字を回転させたり、他の文字に突き刺したり、そういうこと、自由自在に行っていいんです。
さて、答え、お分かりになったでしょうか。

(4)の答えは、「口笛」。「一」を90度回転させ縦向きにして、「日」に突き刺し「由」にするのがコツです。そうすれば、「口笛」、作れるでしょう?

それでは(5)(6)も答えをみていきましょう。少し考えてみてください。

お分かりになったでしょうか。

特別に、それぞれヒントを出しましょう。(5)は、「一+三」と「人+人+庄」に分かれます。(6)は、「一+八+叶」と「二+兄」に分かれます。

それでは、答えです。


(5)は「王座」
(6)は「味見」となります。

みなさん、分かりましたか?

さて、どうして今回「合体漢字」の話をしているのか、なんて言いますとですね。
このブログ、何のお祭りのブログでしたっけ?

そう、「のつきみ祭」。よくよく考えてみてください。「のつきみ」って何だってことですよ。

おさらいしましょう。今度の第5回のつきみ祭は、11月23日(日・祝)11時から18時まで京都大学正門時計台前、通称クスノキ前で開催されるお祭りです。

主催しているのは、「京炎 そでふれ!彩京前線」のメンバーからなる第5回のつきみ祭実行委員会で……ん?


彩京前線?


彩京前線……

彩京……

彩……

の、つ、き、み……

お分かりいただけただろうか、もう一度ご覧いただこう。

なるほど、こういうことなんですね!

のつきみ祭まであと2日! お楽しみに!

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